The 3rd Eye Chakra フィールドカメラバック

公開日: : お知らせ

フォトニコに過去2回参加した辺境カメラマン門谷 優氏がネパールの雇用貢献を兼ねたネパールメイドの撮影用フィールドバック企画 The 3rd Eye Chakra を立ち上げました。フォトニコ2017・ファイナルにて展示・販売を予定しています。

 

The 3rd Eye Chakra とは

事象を俯瞰する第3の目 = The 3rd Eye Chakra。それは、いかなる状況でも最良のワンカットを撮るために生まれた撮影用フィールドバッグ。

世界中の過酷な辺境地での撮影を得意とするプロフォトグラファーが、その究極的な撮影経験の中からデザインした、シンプルかつ機能的なバッグを、先端技術が生んだタフで軽量な化学繊維素材と、ヒマラヤの大自然に裏打ちされた、質実剛健さを大切にするネパールの伝統的手工業とのコラボレーションで具体化しました。「運ぶ」を追求し、ヒマラヤに鍛え上げられた究極のフィールドバッグ。それが、The 3rd Eye Chakraです。

 

Made in ネパールのこだわり

ネパールでフォトグラファーとして在住した経験がある門谷氏は、近代的な学校教育システムの普及が一国の根幹に関わる大切な要素であること、しかし海外からの資金援助でネパールに設立された小学校や図書館の中には、熱意で学校を完成させたものの、継続的な運営資金やマネージメント体制の枯渇から、数年後には教育施設として機能しなくなってしまうケースが多々ある事を目の当たりにし、「無計画な善意」の弊害を痛感していたそうです。

 
それだけに帰国後、ネパールのために自分が何かできないかという思いと、責任ある形での教育支援に携わるために必要な財力や時間を自身が持たない⻭がゆさを感じていました。そこで閃いたのは、産業に乏しいこの国で敢えて産業を興すこと、そしてその過程に教育的要素を加味すること。つまり、職業訓練を行いながら同時にグローバルに通用する品質のブランド確立を目指すことで、教育プロジェクトに自律的な持続可能性を持たせるという手法でした。ブランドネームにある「第三の目」とは、表現者として、表面的な事象だけにとらわれず裏側や深層にある事柄に目を向 ける能力を司る、というメッセージが込められています。


 

The 3rd Eye Chakraは撮影機材収納のために最低限のコンパートメントやクッションを備えていますが、敢えてカメラバックと名乗らず、フィールドバックと名乗っています。 その狙いの1つはカメラバックらしくないことをコンセプトに織り込むことによって海外滞在中の治安的問題を回避するというもの。また、フィールドでの撮影に必須のフットワークを重視ため、用途をカメラバッグに限らず使えるデザインにしていることも大きな理由です。

門谷氏のこだわりは語ると尽きないのですが、それらをThe 3rd Eye Chakra の作り込みをフォトニコ会場で手にとってもらえたらと思っています。 ちなみに2月下旬から販売開始した The Field Bag #001 の初期ロットは 追加分を含めほぼ完売、次回入荷は6月上旬を予定しているそう です。

>> The 3rd Eye Chakra 販売・予約サイト


 

開発中プロトタイプ展示があるかも

先日、The 3rd Eye Chakraのイメージムービーが公開されました。

>> 持続的な社会貢献を目指すエムールのオリジナルブランド


 

イメージムービーで出てくるバックパックタイプなど、プロトタイプバックをフォトニコ会場で手に取ることが出来るかもしれません。撮影機材の購入が社会貢献につながるという選択肢を門谷 優氏が提案してます。
 

フィールドテストに同行したときの1枚

 
 

フォトニコ参加者募集中

展示するとともに、買ってみる・買ってもらうがどんな行為か経験してみること。締切を設定して制作すること。同じ方向性を向く仲間ができること。フォトニコに参加することで見いだせることは数多くあるのではないでしょうか。継続して参加して頂いている方、過去に参加したことのある方、いつか参加しようと思っていた方、ぜひ今年のご参加お待ちしております!

 

パリフォト・サテライト展示 -nico-

話題になった海外活動のエントリーに最適です。
フォトニコ延長企画として フランス展示(11月)を併せてご検討ください。

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  • <2016年>
    ・点数:32点
    ・総額:365,200円
    (Tokyo Institute of Photography)

    <2015年>
    ・点数:191点
    ・総額:1,225,956円
    (渋谷ギャラリー・ルデコ)

    <2014年>
    ・点数:141点
    ・総額:1,233,925円
    (渋谷ギャラリー・ルデコ)

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