【海外写真コンペ情報 vol.10】IPAで受賞すると、the LUCIE AWARDSで表彰される
公開日:
:
最終更新日:2017/04/18
作品制作のヒント
the LUCIE AWARDSの授賞式
IPAで入賞するとWebサイト上で発表もされるのですが、各カテゴリートップがファイナリストとしてthe LUCIE AWARDSの授賞式に呼ばれ、そこからグランプリInternational Photographer of the Yearに一名が選出されるようです。
さらに、プロ以外のノミネートからDiscovery of the Yearや、プロ枠からDeeper Perspective Photographer of the Yearなどいくつかタイトルの種類があるみたいです。
賞金の他に、LUCIE像というトロフィーももらえるみたいです。
Honorable Mention(佳作)を目指そう
そもそも各カテゴリーの3位内に入選することもそうとうですが、Honorable Mention(佳作)に入るだけでもかなり大きな結果だと思います。
過去の作品を見てみよう
その授賞式、the LUCIE AWARDSは自分もこの公式サイトの情報くらいしか今のところ情報ないのですが、外国補正がかかるとしてもなかなかスゴイ規模だと感じられます。
世界的な規模感
しかしながら、このthe LUCIE AWARDSでIPAの入賞者の話は、イチコーナーのようなもののようです。本編である受賞にはもっと上の感じの人たちの名前が並んでいます。
2014 honoreesというのが、つまり昨年の受賞者というわけですが、ドキュメンタリー部門でマグナム・フォトのMartin Parrさんとか。2015年のシーピープラスで特別講演もされていたのでご存知の方も多いかもしれません。
ポートレート部門にNan Goldinさんとか、日本でもよく聞く名前の超有名人が並んでいたりします。
アカデミー賞のような感じなんですかね。アメリカとか規模感が違いすぎて、実際世界的な知名度がなくてもそれっぽく見えてしまう可能性もあるのでレベル感がわからないところがあるんですが、一度オーディエンスとしても行ってみたいイベントです。
書いたのはこの人:本多 俊一
1981年愛知県生まれ。グラフィックデザイナー/フォトグラファー。
ブログ:本多俊一の周辺考察
- 御苗場vol.14 Scott Gray レビュアー賞ノミネート
- 海外フォトコンペPX3:Honorable Mention
- 展示:RICOH A.W.Pにてグループ展 など
フォトニコ・ファイナル
展示するとともに、買ってみる・買ってもらうがどんな行為か経験してみること。締切を設定して制作すること。同じ方向性を向く仲間ができること。フォトニコに参加することで見いだせることは数多くあると考えています。継続して参加して頂いている方、過去に参加したことのある方、いつか参加しようと思っていた方、ぜひ今年もご検討よろしくお願いいたします!
パリフォト・サテライト展示 -nico-
フォトニコ延長企画として フランス展示(11月)も併せてご検討ください。
スマホ用
関連記事
-
【海外写真コンペ情報 vol.2】オンラインでチャレンジできる海外コンペ
コンペってなに? そもそもコンペってなんだという話をすると、写真雑誌とかでよくある投稿コンテストみ
-
【海外写真コンペ情報 vol.3】けっこうみんな出しているPX3
PX3(Prix de la Photographie, Paris) 海外写真コンペの紹介は最初
-
【海外写真コンペ情報 vol.9】International Photography Awards、今年の審査員
さて、IPAはPX3よりも審査員が多くリストされていて100名以上います。 Dav
-
写真販売ロジック1:斜め横からつながる
フォトニコに3回参加したことを踏まえて、あくまで個人的な見解ですが「ひとつの本多ロジック (全4話)
-
【海外写真コンペ情報 vol.4】 PX3の「毎年コンペ」と「テーマ別コンペ」
PX3では毎年春頃に開催のコンペがオープンになっています。それが The 2015 Px3 Annu
-
PhotoNicoコレクターインタビュー:鈴木雄二の場合<前半>
作品を最初に買ったのはいつ頃ですか? 15年〜20年前くらい(正確にいつっていうのは覚えて
-
【海外写真コンペ情報 vol.7】International Photography Awards(IPA)について
PX3とIPAはどうやら根っこが一緒なので、PX3の次のテーマとしてInternational Ph
-
写真販売ロジック3:視点のわけまえ
写真販売ロジック1:斜め横からつながる 写真販売ロジック2:心おきなく売る で新しい機会と立場をお
-
PhotoNicoコレクターインタビュー:鈴木雄二の場合<後半>
前回に引き続き、PHaT PHOTO写真教室講師で作品のコレクションも長年されている鈴木雄二さん
-
【海外写真コンペ情報 vol.1】 海外コンペに目を向ける
写真を売って盛り上げたい!というのがフォトニコの目的で、写真コンペは路線が違うかもしれませんが、海外