正解ってなんだろう? SHIDAX CULTURE WORKS 体験写真教室のこと。
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作品制作のヒント
先日SHIDAX CULTURE WORKSで本講座前の体験講座を行いました。
体験講座とはどんな講師なのか、どのような内容なのか直接会って、お話をする場所です。
CULTURE WORKS は様々なスクールを開催していますが、写真に関することは初めてということで、意気込んで当日を迎えました。
そこで私は様々な質問に対応できるよう、ベーシックな撮影技術やシーン別の作例を沢山持っていったのですが、まったく必要なかったのです。
ご参加頂いた方はそういった技術に頼らない作りたいイメージがあって、それら共有しあう空間となって、あっという間に時間が過ぎていました。
私は講師という立場でしたが私もコンペに出している側ですので、表現に向き合う上では講師・生徒間に差を感じない議論が楽しく、そして嬉しかったです。
(まあそれは、講師という立場上もしかしたら良くないのかも知れませんが。)
こちらの写真中央はおみやげに用意したインスタントフィルムです。
4×5の大判カメラと5mのレリーズコードを使って、ご参加の皆さんにセルフポートレートを撮ってもらいました。
つまり、自分でシャッターを切ってもらいました。
フィルムはISO100、レンズは210mmです。
開放でピントを合わせるのは厳しかったので1段絞ってSSは1sec。
スローシャッターですので撮影した半数はブレていましたが、アナログの場合はむしろそうあったほうがなんだかいい。
最近になって、よりいとおしく感じるようになりました。
正解というのは揺らぎがあったほうが面白いのかもしれないし、むしろ正解なんてない方がいいのかもしれません。
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